HEMSにおすすめのアプリと機器は?住宅エネルギー最適制御サービスeNeも紹介

HEMSアプリは何がおすすめ? GUIDE

住宅エネルギーの効率化は、資源の枯渇問題にくわえ、持続可能な社会実現のために避けては通れない現代社会の命題のひとつです。

東日本大震災が発生した際の電力不足や、コロナ禍における電気代高騰などをきっかけに、家庭単位での節電もより注目されるようになりました。

この社会的命題を解決する手段のひとつが、HEMS(ヘムス:Home Energy Management System)

日本では2030年までに全住宅でのHEMS導入を目指し、政府主導で進められているほどです。

このHEMSを住宅に導入する際、専用アプリと必要な機器の選定は、導入のしやすさやコストにくわえて導入後の使い勝手にも影響します。

そこで本記事では、HEMS導入におすすめのスマートホーム統合アプリHomeLinkとHEMS・JEM-A(ヘムス・ジェマ)ハブを紹介し、その特徴をくわしく解説します。

さらに、HomeLinkとHEMS・JEM-Aハブを活用したサービス「eNe(エネ)」も紹介するので、HEMSサービスの検討材料として参考にしてみてください。

HEMS導入にはHomeLinkアプリとHEMS・JEM-Aハブが最適

HEMS導入の際は、以下が課題としてよく挙げられます。

  • 導入時にHEMS専用の機器が必要
  • 異なるメーカーの機器同士は相互接続できないケースがある
  • 消費電力の見える化だけでは居住者が継続利用しづらい

これらの課題を解決できるのが、リンクジャパンのHomeLinkアプリとHEMS・JEM-Aハブです。

HomeLinkアプリは、ユーザーフレンドリーな操作性を重視したアプリで、HEMS機器はもちろん、住宅のスマートホーム化を促進するアプリ。

一方でHEMS・JEM-Aハブは、既存の住宅設備との接続をふくめて幅広い互換性を持ち、HEMS導入を低コストかつシンプルに実現します。

以降では、HomeLinkアプリとHEMS・JEM-Aハブの特徴をくわしく解説していきます。

HomeLinkアプリとは

HomeLinkアプリは、HEMS機器の制御だけでなく、住宅のスマートホーム化に必要不可欠な統合アプリです。

ここでは、HomeLinkアプリの基本概念とおもな特徴を解説していきます。

「HomeOS(住宅のOS)」の概念に基づくスマートホーム統合アプリ

PCやスマホのOSと同じように、住宅にもOSが必要

HomeLinkアプリは、HomeOSの概念に基づいて開発されたスマートホーム統合アプリです。

HomeOSとは「住宅のOS(Operating System)」。

OSはPCやスマホの基本ソフトといわれるもので、WindowsやAndroidなどが該当します。

PCのモニターにアイコンやウィンドウが表示され、それらをマウスやキーボードで直感的に操作可能にしているのはWindowsがPCにインストールされていればこそ。

PCを誰でも簡単に扱いやすいモノにアップデートしているのが、基本ソフトのWindowsです。

このPCにとってのWindowsのような存在がHomeOSであり、HomeOSを具現化したものがHomeLinkアプリ。

HomeLinkアプリをスマホにインストールすれば、住宅のさまざまな機器や家電とリンクし、手のひらの上でだれでも簡単にコントロールできるようになります。

HomeLinkアプリは、HEMSによる省エネ・創エネ住宅だけでなく、スマートホームの実現にもつながる住宅の基本ソフトなのです。

HEMS機器はもちろんスマートデバイスも制御可能

住宅のすべてをつなぐスマートホーム統合アプリHomeLink

HomeLinkアプリは、HEMS機器はもちろんスマートデバイスの制御も可能です。

HEMS機器のメーカーごとにアプリが必要だった課題も、HomeLinkアプリであればワンアプリで解決

家庭エネルギーの比率が高い、エアコン・給湯器・蓄電池・EVにくわえ、さまざまな家電もすべてHomeLinkアプリで連携できます。

直感的に画面操作可能な便利で使いやすいUI/UX

HomeLinkは直感的に操作できるUIを提供

HomeLinkアプリは利用者のUI/UXを重視して設計されているため、住宅エネルギー設備の状況を直感的にわかりやすく見える化します。

住宅設備や家電のリモコンそのものを想起させる画面設計なので、操作方法で戸惑うこともありません。

住宅エネルギーの設備の状況もHomeLinkならわかりやすい

また、以下のような特定のシーンや時間帯に応じた機器の制御も可能です。

  • 電気代の安い時間帯にエコキュートでお湯を沸かす
  • 日中は太陽光発電で蓄電し、夜は蓄電した電力を使って電気代を抑える

スマートホーム統合アプリなので、スマートスピーカーやスマートプラグなどと連携したホームオートメーションも実現。

利用者の生活に密着した連動設定も、シンプルな操作で完結できます。

HomeLinkのカスタマイズ柔軟性

世代に応じた住宅のアップデートを実現

HomeOSはアップデートし続ける住宅を実現する

HomeLinkアプリの特徴は、スマートデバイスの統合やわかりやすい操作性にとどまりません。

居住者のライフステージに合わせ、その時々で必要なサービスや機器を住宅の機能として追加できることが最大の特徴です。

働き盛りの世帯であれば家事代行サービス、健康に不安を感じ始める50代・60代の世帯にはオンライン診療やヘルスケアサービスなど、ライフステージに合わせて住宅を柔軟にアップデート

HomeLinkアプリは、社会の変化や技術のトレンドに合わせ、柔軟に住宅の付加価値を提供可能なスマートホーム統合アプリなのです。

HEMS・JEM-Aハブとは

ここからは、規格の壁を越えてHEMSに必要な機器と接続可能なHEMS・JEM-Aハブの特徴をくわしく見ていきましょう。

HEMS対応規格とホームオートメーション用規格の両方に対応

HEMS_JEMAハブとは

従来は、HEMSには接続できてもJEM-Aは別の機器による接続が必要になることが課題でした。

一方でHEMS・JEM-Aハブは、HEMS機器の規格ECHONET Liteと日本電機工業会が定めたホームオートメーション用規格JEM-Aいずれにも対応しています。

HEMS・JEM-Aハブが1台あれば、規格の壁を越え、さまざまなHEMS対応機器がスマートにアプリと接続できます。

専用アダプタとLANケーブルは不要

HEMS対応規格とホームオートメーション用規格の両方に対応

HEMSやJEM-Aに対応した機器は、有線によるインターネット接続が一般的です。

しかしHEMS・JEM-Aハブは、Wi-Fi通信でHomeLinkアプリと接続できます。

LANケーブルがなくても設置できるので、配線や設置場所で悩む必要はありません。

ECHONET Lite AIF認証取得済み

ECHONET Lite AIF認証取得済み

HEMS・JEM-Aハブは、ECHONET Lite 規格適合性認証にくわえ、AIF仕様認証も取得済みです。

いずれも、ECHONET Lite規格に準拠した機器やシステムの相互運用性を保証するための認証制度です。

この認証を受けた製品は、ECHONET Lite規格に基づいて開発された他の認証済み製品との高い相互運用性があることを第三者機関によって認められています。

AIF仕様認証は、ECHONET Lite 規格適合性認証の取得が前提なうえ、第三者の認証試験機関による厳格な試験を経て合格基準をクリアする必要があります。

参考:認証制度の紹介 | ECHONET

ZEH+補助金に対応可能

ZEH+補助金要件対応

ZEH(ゼッチ)はNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、省エネの実現と再生エネルギー等の導入により、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指した住宅のこと。

一次エネルギーとは、石油・石炭・風力・太陽光など、自然界の物質から直接得られるエネルギーのことを指します。

ZEH+(ゼッチプラス)はZEHの基準をさらに上回る住宅のことで、ZEH+補助金に対応するには、国が定める以下の要件を満たす必要があります。

  • ZEH(ゼッチ)の基準を満たしていること
  • 省エネ基準の一次エネルギー消費量を25%以上削減すること
  • 以下のうち2つ以上の要素を採用していること
    ・外皮性能の強化
    ・高度エネルギーマネジメントの導入
    ・電気自動車を活用した充電設備の導入

HEMS・JEM-Aハブは、ZEH+要件を満たすために必要なHEMSにくわえ、エコキュート・蓄電池と接続可能です。

そのため、ZEHより高い基準のZEH+補助金にも対応できます。

ヤマダホームズが全棟標準採用

リンクジャパンのホームIoTプラットフォームは、株式会社ヤマダホームズの戸建注文住宅の全棟に標準で採用されています。

ここまでに解説してきたHomeLinkアプリとHEMS・JAM-Aハブを導入し、太陽光発電システム・蓄電池(EV)との連携や住宅のスマートホーム化を実現した次世代HEMS住宅です。

HEMSJEM-Aハブ導入事例

ハウスメーカーが、戸建注文住宅の全棟にホームIoTプラットフォームを採用するのは、国内初の取り組みとなります。

ヤマダホールディングスグループの強みと、リンクジャパンのワンアプリでシステムを統合するサービスが掛け合わさることにより、今まで以上に満足度の高いサービスが実現しています。

公式サイト
リンクジャパン×ヤマダホームズ ホームIoTプラットフォームを戸建注文住宅に全棟標準採用

住宅エネルギーの課題を解決に導くサービスeNeとは

ここからは、住宅エネルギーのさまざまな課題を解決に導くリンクジャパンのサービス「eNe(エネ)」を紹介します。

AI×IoTで住宅エネルギーを最適制御

eNe - 住宅に頭脳を -

前述したようにHomeLinkアプリは「住宅のOS」。

一方でeNeでは、HomeLinkクラウドが、さまざまな機器の制御を司る頭脳(AI)として住宅エネルギーの最適化を実現します。

リンクジャパンが長年培ってきたAI×IoTの技術を駆使し、創エネ・蓄エネ・省エネを備えた次世代の住宅にアップデートするサービスがeNeです。

公式サイト
eNe(エネ)AI×IoTで住宅エネルギーを最適制御 – (公式)LinkJapan リンクジャパン

eNeで解決する課題と実現できること

住宅エネルギーの最適制御には、以下のような課題が存在し、HEMS導入の足かせとなっているケースがあります。

  • 各メーカーの製品仕様がバラバラで、制御するには複数のアプリが必要
  • 各メーカーや通信仕様が統一されていないため、機器の選定が難しい
  • 蓄電池やEVステーションなどは導入コストが高い

eNeはこれらの課題を解決し、以下を実現します。

  • 多様な機器もHomeLinkアプリ一括連携
  • HomeLinkクラウドで各機器のパフォーマンスをAIで最適制御
  • 分散されたエネルギーリソースもIoT技術で統合して一括制御
  • 高品質で低価格な製品を一括で供給し、コスト削減と機器間のシームレスな連携を実現
一括連携
eNeで実現できること
一括制御
eNe - 住宅に頭脳を -
一括制御(VPP/DR)
eNeで分散エネルギーリソースも一括制御
一括供給
eNeは高品質で低価格な製品を一括供給

 

これにより、居住者には賢く生活できる居住空間を、ハウスメーカーや電力事業者には付加価値の高い住宅サービスや効率的なDR(デマンドレスポンス)システムを提供可能です。

eNeの中核となるエネルギーマネジメント製品

最後に、eNeの中核となるエネルギーマネジメント製品を簡単に紹介します。

製品名 特徴

eRemote AC

 eRemoteAC

  • 赤外線式家電を一括操作
  • ケーブルレスで100V/200Vのエアコンに対応
  • エアコンの電力消費と電気代を見える化

ePlug3

ePLug3

  • ワンタッチで電源をコントロール
  • つないだ家電の消費電力と電気代を見える化
  • タイマー機能で電気代を賢く節約
  • GPS機能で待機電力を削減

eNe Sensor

eNe_sensor_main

  • 今ある分電盤をスマート分電盤に(分電盤の取り替えや中継器も不要)
  • 家庭用のWi-Fi環境でHomeLinkアプリと接続
  • 家中まるごと電力を見える化
HEMS・JEM-Aハブ(本記事でも紹介)ECHONET Lite AIF認証取得済み
  • HEMS・JEM-A機器を1台でアプリに簡単接続
  • 有線ケーブル不要で設置場所にも困らない
  • ECHONET Lite AIF認証取得済み
  • ZEH+補助金要件にも対応

各製品の詳細は、リンクジャパン公式サイトでご確認ください。

まとめ:HomeLinkアプリとHEMS・JEM-Aハブで次世代HEMS住宅を実現しよう

本記事では、HEMS導入におすすめのHomeLinkアプリHEMS・JEM-Aハブの特徴を解説し、それぞれを活用して実現するサービスeNeを紹介しました。

次世代HEMS住宅を実現するうえでネックとなる課題は、リンクジャパンのeNeで解決。

時代や社会の変化に柔軟に対応できる住宅サービスのご検討なら、ぜひリンクジャパンにお任せください。

お客様のニーズにあわせ、最適なスマートホームサービスをご提案いたします。

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