「スマートホーム」や「スマート家電」という言葉もだいぶ耳慣れてきましたよね。
スマート家電を、アレクサやSiriで使いこなすご家庭も増えてきて、それが当たり前の世の中になるのも近そうです。
そこで本記事では、スマートホーム化によってできることに触れたうえで、スマートホームが普及した未来の社会を、ちらっとのぞいてみます。
また、スマートホームの普及を目指す当社リンクジャパンがどんな会社か知ってもらい、当社が提供するおすすめのスマート家電も紹介。
本記事では12の自社製品を紹介するので、住宅や不動産の物件、ホテルの一室をどのようにスマートホーム化できるのか、具体的なイメージを持てるようになるでしょう。
スマートホーム化すると何ができる?
住宅をスマートホーム化すると、以下を実現できます。
- 家電をインターネットに接続し、家電に特化した情報を収集・管理できる
- 家電をハンズフリー、または外出先からリモート操作できる
- 電気や水、ガスといったエネルギー使用量を自動調節できる
- 音や光、温度の状況に応じて家電を操作できる
この結果、私たちはスマートホームから以下の恩恵を受けられます。
- 家事やさまざまなルーティン作業を短縮できる(利便性)
- 鍵の閉め忘れ、電気の消し忘れを防げる(利便性・安全性)
- 外出先から自宅の様子・お子さん・ペット・要介護者の状況を見守れる(利便性・安全性)
- エネルギーの無駄遣いを防げる(省エネ)
- 時間や室温に応じてカーテンの開閉や、照明の明るさを自動調節するなど、好みの生活シーンを演出できる(快適性)
つまりスマートホームとは、そこで暮らす人々の利便性や快適性、あるいは安全性を向上させる住環境のことを指します。
スマートホームとよく似た言葉に「スマートハウス」がありますが、スマートハウスが着目するのはあくまでも住宅で、IT技術を駆使して省エネ住宅を実現するのが主な目的。
それに対してスマートホームは、住宅だけでなく、暮らす人々の環境そのものをスマートにしようというのが目的なんですね。
ここでいう環境とは、住環境に関係するサービスも含まれることも特徴のひとつです。
スマートホームが「ハウス」ではなく「ホーム」である理由は、ここにあります。
スマートホームが普及するとどんな社会に?
住居がスマートホーム化すると、さまざまな恩恵をえられることがわかりました。
では、スマートホームが普及すると、社会はどのような変化をとげるのでしょう。
たとえば以下のことが考えられます。
- 家事の負担が軽減され、共働きや子育ての世帯が自由な生活スタイルを送れるようになる
- 高齢者や要介護者は、施設のように設備の整った自宅で快適に暮らせるようになる
- 自宅を個々の趣味や嗜好に合わせた癒やし空間にできるので、社会生活を営むうえで蓄積されるストレスを解消しやすくなる
これはまだ一例にすぎませんが、スマートホームが普及すれば日常生活の快適さが増し、より健康的な生活を送れるようになることを、イメージできるのではないでしょうか。
近年はコロナの影響もあって、リモートワークが推奨され、自宅で仕事をする人たちは以前に比べると増加傾向にあります。
また、店舗を構えず一等地の住所だけ借りられるバーチャルオフィスを利用し、自宅で事業に専念するフリーランスや個人事業主も増えてきました。
このような環境変化の後押しもありながら、スマートホーム化のような住環境のアップグレードは、今後も進展していくことでしょう。
リンクジャパンはどんな会社?
当社リンクジャパンは、2014年に国内初のIoTスマートホーム専門企業としてスタートしました。
以来、スマートホーム社会実現のために、IoTとAIを駆使しながら、住居・人・組織をつなぎあわせるための仕組を提供しています。
その軸となるのが、当社が提供するスマートホーム統合アプリHomeLinkです。
HomeLinkは、いうなればPCのOS(基本ソフト)であるWindowsのようなもの。
つまり、HomeLinkは家のOSです。
HomeLinkがあれば、リンクジャパン製品のみならず、他社のスマート家電も住宅(Home)とリンクされ(Link)、スマートホームを手軽に実現してくれます。
そんなHomeLinkの連携製品数は、今や業界No.1です(ご存知でしたか?)。
リンクジャパンは、HomeLinkを基点とした、さまざまなサービスを提供しています。
スマートホーム化をご検討の際には、ぜひ当社リンクジャパンにご相談ください。
リンクジャパンが提供する自社製品を紹介
ここからは、前述のHomeLinkでコントロールできる自社製品を、簡単に紹介していきます。
これを機会に、当社リンクジャパンで扱っている製品を覚えていってくださいね!
スマートリモコン|eRemote Pro
スマートリモコンeRemote Proは、エアコン、テレビなど赤外線リモコン付きの家電をスマート化します。
時間やGPS、あるいは温湿度による自動制御が可能です。
高額なIoT家電を購入しなくても、今ある家電をスマート化できる優れものです。
スマートハブ|HBZ1(ZigBee)
スマートハブはセンサーを管理するゲートウェイで、全てのZigbee製品を一括管理できます。
複数製品を一括で簡単にペアリングできるのが特徴で、ローカル通信が可能なのでネットワークに障害が起きても安心です。
スマートスイッチ|SWZ(1.2.3)(ZigBee)
スマートスイッチは、全ての照明をアプリや声で操作できます。
どこからでも消し忘れの確認や操作が可能で、照明メーカー問わず対応できるのが特徴です。
マルチボタン|BT2
マルチボタンは、スマホを使わなくてもさまざまな家電を操作できる汎用ボタンです。
帰宅や外出モードで家電を一括してON/OFFに切り替えられますし、ホームセキュリティ設定やSOS通報機能も備えています。
スマートカーテン|CT-Z(ZigBee)
スマートカーテンは、アプリや声でカーテンを開閉できます。
タイマーで自動制御可能ですし、手動による開閉操作も可能です。
人感センサー|MS-Z
人感センサーは、その名のとおり、人の動きを察知して照明や家電を操作できます。
人の活動状況を記録できるので、ホームセキュリティ向上はもちろん、高齢者の見守りなどにも活用できます。
温湿度センサー|A-Z
温湿度センサーは、温湿度をどこからでもモニタリング可能で、室温に応じて家電を操作できます。
住環境を可視化するので、感染症予防にもつながります。
高精度CO2センサー|eAir
CO2センサーはCO2濃度を測定し、赤外線リモコン式のレンジフードやサーキュレーターと連動して、自動換気を実現します。
CO2濃度値が規定値を超えるとスマホに通知する機能や、CO2濃度・温湿度のログを記録する機能があります。
スマートカメラ|eCamera2
スマートカメラeCamera2は、スマホで手軽に自宅の様子を視聴できます。
動きと音声を検知してスマホに通知することも可能です。
お子さんや、ペット、高齢者などの見守りで大活躍するでしょう。
開閉センサー|DS3
開閉センサーは、ドアや窓の開閉状況をどこからでも確認できます。
お子さんの帰宅状況の把握や、高齢者の外出状況を記録できるため、ホームセキュリティの向上にくわえ見守り対策にもつながります。
スマートプラグ|ePlug2
スマートプラグePlug2は、コンパクトでスマート。
二つ並んでも邪魔にならない世界最小級のスマートプラグです。
扇風機や加湿器など、リモコンのない機器でもIoT化してくれます。
スマートランプ|eLamp
スマートランプeLampは、光を自由に制御できるWi-Fiスマート電球です。
朝は明るく、夜に近づけば暗くなる自動調光で、体内リズムの維持や睡眠の質の向上など、健康的なライフスタイルを支援してくれます。
スマートホームに関するよくある質問
ここでは、スマートホーム関連でよくある質問をまとめてみました。
スマート家電とはどんなもの?
スマート家電とは、インターネットに接続してスマートフォンやスマートスピーカーから操作できる家電のことです。
ハンズフリー操作はもちろんですが、外出先からの遠隔操作も可能なので、暮らしに快適さと安全性を与えてくれます。
スマートホームの便利な使いかたは?
たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 朝の起床時間に自動でカーテンを開ける
- 外出するときに、一括で家の照明をOFFにする
- 自宅で留守番中のペットを見守るためにスマートカメラを活用する
- GPSセンサーを活用し、家に近づくと自動で照明がつく
- ドアの開閉センサーを活用し、お子さんや高齢者の外出記録を残す
この他にも、健康の維持やリラックス空間の醸成など、私たちの暮らしの利便性や快適性をワンランク押し上げる活用法がたくさんあります。
スマートホーム化のメリットは?デメリットはある?
スマートホーム化にはメリットもあればデメリットもあります。
本記事の内容が、まさにスマートホーム化のメリットです。
デメリットとしては、たとえば以下のものをあげられます。
- 自宅のネットワーク環境を見直したり、構築しなおしたりする必要がある
- 家電の多くがインターネットに接続するため、セキュリティ対策が必要になる
- 同居人の生活スタイルも配慮しないと、かえってストレスを与えてしまう可能性がある
メリットとデメリットの詳細については、以下の記事にも目をとおしてみてください。
リンクジャパンはAIとIoT技術で住宅の全てをリンクします
本記事では、スマートホームでできること、スマートホームによって社会がどう変わるのかについて解説しました。
また、当社リンクジャパンがどんな会社で、当社が取り扱う製品についても紹介させてもらいました。
リンクジャパンは、スマートホーム統合アプリHomeLinkによって、住宅に頭脳をインストールします。
頭脳を獲得した住宅は、HomeLinkをとおしてさまざまなIoT機器を制御し、快適で安全な生活ができるようにサポートしてくれます。
本記事で紹介した自社製品もふくめ、当社のスマートホームサービスに興味を持ったらぜひご連絡ください。
住宅と人とIoT、すべてをリンクすることで社会問題を解決する――
それがリンクジャパンの使命です。