これまで「非IoTの床暖房は後からスマート化できない」とされてきましたが、リンクJEMAを活用することで、既存設備を活かしたスマート化が可能になりました。
ここでは、実際の現場で行ったリンクJEMAによるスマート化の手順を、写真とともに順を追ってご紹介します。
はじめに 現況と設置完了(ゴール)を確認
1.既存の床暖房操作パネルがインターホン横に設置されています。
2.そのほぼ真下に電源コンセントがあり、リンクJEMAを直挿しています。

ちなみに、壁の裏側に市販のJEM-Aケーブルを通してあります。

ステップ① 壁付け床暖房リモコンを取り外す
壁面に設置された既存のリモコンを一時的に取り外します。
専用の金具に引っ掛ける形で設置されているので、それを外し、下のコンセントからJEM-Aケーブルを上に伝わらせる為にメジャーを通します。
※必ず電源を遮断した上で、安全に作業を行ってください。

コンセントも外して上からメジャーを通したら、その先にJEM-Aケーブルをテープで止めます。
この状態でメジャーを巻き戻し、ケーブルを上まで這わせる事ができます。
ステップ② 背面のJEM-A端子を確認し、ケーブルを接続
リモコンの裏面を確認すると、JEM-A制御端子が見つかります。
この端子がスマート化のカギです。
そしてJEM-A(HA)端子に市販の制御用2芯ケーブル(JEM-A準拠)を接続し、引き出します。

[JEM-A端子に這わせたケーブルを接続]
ステップ③リンクJEMA本体に接続し、コンセントへ
引き出したJEM-A配線をリンクJEMA本体に接続し、本体をコンセントに挿します。
リンクJEMAはコンパクトなアダプタ型で、直挿し設置が可能です。

完了:床や壁を壊さず、スマート化を実現
以上で設置完了です。
壁や床を壊すことなく、また、既存の操作パネルの位置を変更せず、さらにインターネットも不要で、非IoT床暖房をそのままHomeLinkアプリ対応にする事ができます。
ちなみに、ここまでの所要時間は1時間弱でした。
補足:他の設備にも応用可能です
リンクJEMAは床暖房だけでなく、JEM-A端子を備えた以下の設備にも対応できます:
- 給湯器
- 電気錠
- シャッター
- 照明・エアコン
リンクJEMAで既存設備を無駄にせず、今まで眠れる資産だったJEM-A(HA)機器を息を吹き込み、低コスト・低負荷でスマート化できる選択肢として、幅広い物件でご活用いただけます。
本手順は、マンション、戸建て問わず幅広い物件に対応可能です。詳しい仕様や導入支援をご希望の際は、当社までお問い合わせください。

[新築の場合の設置イメージ]



