スマートスピーカーが徐々に浸透し始めている今日。
多くの方がその便利さに注目する一方で、「実際に使うかどうかわからない」と購入を迷っている方も多くいます。
また、家電操作を初めとした音声アシスタントはスマートスピーカーを別途買わないと使えないと思っている方も多いのですが、実はスマホで代用できる事をご存知ですか?
そこで今回の記事では、以下のような悩みをお持ちの方へ、お手元のスマートフォンをスマートスピーカーのように使用する方法を解説します。
- 「購入する前にスマートスピーカーを体験してみたい」
- 「Google、Alexa、Siriの中でどれを選べばいいのか?」
- 「スマートスピーカーがない場所でも音声アシスタントを使いたい」
- 「使わなくなったスマートフォンやタブレットの活用方法を探している」
この記事が、スマートスピーカーの世界への一歩を踏み出すためのきっかけになったり、既にお持ちのデバイスを最大限に活用するためのヒントとなれば幸いです。
スマホ(タブレット)をスマートスピーカーにする方法
さて、ここから実際にスマホやタブレットをスマートスピーカーとして使用する手順を解説します。
ちなみに、Androidをお使いの方はGoogleアシスタント、iPhoneをお使いの方はSiriを使用すると、スマホの画面がロック中でもハンズフリーで呼び出しできるのでおすすめです。
Googleアシスタントの設定
- Googleアプリをダウンロードします(※GoogleアシスタントではなくGoogleアプリです)
- Googleアプリを開き、Googleアカウントでログイン
- TOP画面右上にあるアカウントアイコン→設定→Googleアシスタントへと進む
- 「OK Google」とVoice Matchを選択して、Hey GoogleをONにする
- 画面の指示に沿って、自分の声を登録して設定完了
あとは通常のスマートスピーカーと同様に使用することができます。
Androidの場合は、端末がロックの状態であってもハンズフリーで音声操作ができるのが大きな魅力。(※古いAndroid機種だと非対応の可能性あり)
またiPhoneだと、Googleアシスタントをハンズフリーで使用することはできないため、次に紹介するSiriを使用するのがおすすめです。
Siriの設定
- iPhoneの設定を開き、Siriと検索をタップ
- ロック中にSiriを許可をタップしてオンにする
これで、設定は終わりです。
iPhoneがロック中でも「Hey、Siri」と話しかけると、Siriが起動します。
Alexaの設定(ハンズフリーを使用するにはアプリを開いている必要あり)
- Alexaアプリをダウンロードして、Amazonアカウントでログインします。
- Alexaアプリのホーム画面から、その他→設定へと進みます。
- Alexaアプリの設定へ進みます
- Alexaハンズフリーを有効にするをタップして有効化します。
これで、設定は終わりです。
この設定をした後、Alexaアプリを立ち上げた状態であれば、話しかけるだけでAlexaが応答してくれます。
しかしアレクサの場合は、アプリを閉じているとハンズフリーでの使用はできないので注意してください。
もちろん家電製品の音声操作も可能
家電の音声操作をしたい方は、音声操作に対応した製品やスマートホームアプリを準備する必要があります。
例えば、当社の提供しているスマートホーム統合アプリ「HomeLink」とスマートリモコンを使用すれば、簡単な設定でエアコンや照明などの様々な家電を声で操作可能になります。
家電が音声操作できるようになると、かなり便利になるのでおすすめです。
つまり、ハンズフリーでAlexaやGoogleHomeを使用できるようにすれば、スマートスピーカーがなくても家電の音声操作ができるのです。
以下はスマートスピーカーでの設定方法ですが、アプリ単体でも使用できる方法ですので、ぜひご覧ください。
HomeLink + Alexa マニュアル HomeLink + Google Home マニュアル HomeLink + Siri マニュアル
今後も普及していくであろうスマートスピーカー
年々、知名度や利用者数が増えているスマートスピーカー。
総務省が発表している、「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、日本でスマートスピーカーを所有している世帯割合は2023年で20%を超えました。
一方で、アメリカでは全世帯の約35%がスマートスピーカーを所持しており、現在も増加傾向にあるようです。
今後、ChatGPTなどの生成AIや音声認識の技術が進歩するにつれて、スマートスピーカーを導入する人は増えていくでしょう。
今回の記事が、あなたのスマートスピーカーの魅力を知るキッカケとなれば幸いです。