冬の電気代は高い!節約方法5つと暖房器具の使い方

冬の電気代は高い!節約方法5つと暖房器具の使い方 TIPS

電気代高騰が続く近年、家計に大きなダメージを与えています。実際に、2023年の夏の電気代が高くなった、という人も多いのではないでしょうか?とくに、冬は光熱費が高くなると言われているため、今から冬の電気代に不安を覚えることも少なくありません。

そこで本記事では、冬の電気代が高くなる原因と節約方法について解説します。今年の冬の電気代をなるべく節約したい人必見です。

冬の電気代が高いワケ

クリスマス

冬の電気代が高いのには、主に3つの理由があります。

・暖房器具は消費電力量が多い
・在宅時間が長くなる
・乾燥機の使用頻度が高くなる

暖房器具は冷房器具と比べて消費電力量が多いと言われており、人によってはガスヒーターなどを使うと、電気代だけでなくガス代も上がります。また、冬は寒く夏より外出しにくい環境であるほか、日が落ちるのが早くなるため、自然と帰宅時間が早くなる傾向があるようです。

在宅時間が長くなると、その分の照明や暖房などにかかる電気代も増えていくでしょう。

そのほかにも、「冬に洗濯物を外に干すと乾かない……。」という経験をしたことはありませんか?冬は日照時間が短いことから夏場より乾きにくい環境がそろっています。それにより、乾燥機の使用頻度が高くなる傾向があります。

乾燥機にはヒーター式とヒートポンプ式がありますが、ヒートポンプ式の方が電気代が安くなるのだとか。乾燥機の購入を考えている人は、電気代も考慮するのがおすすめです。

年間の電気代平均

雪だるま

間近の二人以上世帯の電気代を四半期平均で見ていきましょう。

2023年4~6月 11,354円
2023年1~3月 17,723円
2022年10~12月 12,293円
20223年7~9月 11,662円

出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯|政府統計の総合窓口(e-Stat)

上記のデータからわかるように、夏の電気代よりも冬の電気代の方が高くなっています。二人以上世帯では月に5千円以上高くなる場合もあるため、意識して節約したいですね。

冬の電気代節約方法5つ

冬の電気代の節約は、夏とは異なった方法も取り入れるのがおすすめです。具体的に5つの電気代節約方法を紹介します。

断熱シートを使う

断熱シートを使うことで、温まった室内の空気が外に逃げにくくなります。暖房器具の電気代が高くなりやすいため、消費電力を抑えられるでしょう。なお、部屋の窓ガラスに貼るものが一般的で、最近では100円ショップでの取り扱いが増えています。

その際、窓ガラス対応のシートを選んでください。対応していない場合、ガラスが傷つく可能性があるため気をつけましょう。

また、断熱シートと合わせてドアと床の隙間を埋めるクッションや、カーテンの裾から温かい空気が逃げるのを防ぐカーテンの裾なども売られています。初期費用はかかりますが、電気代と比べて安くすむことが多いようです。

家電の設定温度を見直す

冬は夏より室温も低いため、冷蔵庫の設定温度も「強」から「中」に下げることも重要です。冷蔵庫の設定温度次第では、年間千円以上の節約効果に期待できると言われており、冬は暖房温度と合わせて見直しましょう。

そのほかにも、トイレの便座の温度を高くしすぎないこと、使用しないときはフタを閉めることも電気代節約に有効です。

エアコンではなくこたつや電気毛布を使う

温まる女性

1人暮らしの人や部屋が広い人は、エアコンやヒーターではなく、こたつや電気毛布を使うのがおすすめです。自分が過ごす空間だけを温められると良いため、効率的に暖を取ることが可能。

最近では「着る毛布」と呼ばれる電気を使わず温まるアイテムも販売されています。必要に応じて取り入れてみてくださいね。

野菜の下茹でや同時調理する

ジャガイモやニンジン、大根などの根野菜は火が通りにくく、中まで火を通すために時間がかかり、それに伴い電気代も上昇。火が通りにくい食材は、電子レンジで下茹ですることで、電気代が抑えられます。

なお、お米を炊くときに炊飯器で同時調理をすることで、電気代と調理の手間のどちらも省くことが可能。炊飯器での同時調理には「アイラップ」が実用的です。チャーシューやサバの味噌煮など、作れるレシピもさまざま。

電力会社・プランを見直す

電力会社自由化により、住んでいる地域に対応している電力会社に乗り換えることができるようになりました。自身が使っているスマホキャリアやクレジットの電力会社に乗り換えると、ポイント還元や利用料の割引が受けられるものもあり、お得になります!

また、現在使っている電力会社のプランを知っていますか?もしかすると、プランを変更するだけで電気代が下げられるかもしれませんよ。

暖房器具の効率的な使い方

暖房

冬のお家時間には暖房器具が欠かせません。必須となる暖房器具。どうせ使うなら電気代を抑えながら賢く使いたいですよね。暖房器具の効率的な使い方を4つ紹介します。

サーキュレーターと合わせて使う

家電の設定温度を見直すだけで、電気代の節約に繋がります。エアコンやヒーターと合わせてサーキュレーターを使い、暖房の設定温度を下げる、風量を抑えるだけでも電気代が節約できます。

フィルターのこまめな掃除

エアコンのフィルターを最後に掃除したのはいつかを覚えていますか?エアコンを毎日使っている場合は、2週間に1回の掃除が理想少なくても月に1回は掃除するのがおすすめです。フィルターが汚れていると、カビが繁殖しやすく汚れた空気が室内に排出されるだけでなく、風量が落ちて効きが悪くなります。

設定温度を上げたり風量を強めるより、フィルター掃除をすることで、エアコンの効きが良くなるかもしれません。

加湿器と併用

湿度が上がると体感温度が高くなるため、設定温度は上げずに湿度を上げることで消費電力がセーブできます。

加湿器はもちろん、濡らしたタオルをかけておくだけでも湿度を上げられますよ。

急速に運転させない

帰宅後は室内が冷え切っているため、エアコンやヒーターをパワー運転しがち。しかし、急なパワー運転は、電力消費量が多くなってしまいます。リンクジャパンのHomeLinkアプリでは、自宅のエアコンを登録しておくことで、外から操作できます。そのため、帰宅が近くなった段階で床暖房やエアコンなどをゆるやかに運転開始させられるのです。

また、タイマーを設定しておくことで、家電製品の自動化も可能。

また、暖房器具を消し忘れたときも、スマホから消すこともできます。無駄な電力を消費しなくてすみます

電気代の見える化で節約意識を高める

節電スマートプラグ「ePlug3」誕生

これまで、使用している電気代は請求時にしか知ることができず、本当に節電できているのか、電気代の途中経過が見えず節電効果が目に見えにくいという問題がありました。

電気の使用状況を随時確認することで、節約意識が生まれます。そこで、リンクジャパンの「ePlug3」を使うことで、電気代の見える化に成功!

ePlug3では、電気の使用状況や推移が見え、タイマー機能を使うことで賢く手間なく節電が可能になります。

使い方はシンプルで、電源タップにePlug3をさしてから家電製品のコンセントをePlug3にさすだけ。電気の使用量はHomeLinkアプリから確認できます。電気ポットやサーキュレーター、電源タップの一元管理も叶います。

火災のリスクが高まるため、電気ストーブ等の熱器具にはスマートプラグの利用を推奨できません。

詳しくはこちらの記事でも紹介しているため、合わせてチェックしてみてくださいね。

冬の電気代節約は家電の使い方で変わる

電気代の節約が難しいと思いがちな冬ですが、電化製品の使い方次第で節電が可能。こまめな操作は日常生活の負担になりますが、一度設定すると自動で運転してくれるタイマー機能などを使うことで、便利に負担なく電気代が節約できますよ。

今年の冬は、賢く電気代を節約してくださいね。

今回紹介した製品は、こちらからチェックできます。