次世代のセルフ内覧で貸し手も借り手も便利に!【不動産会社視点】

次世代のセルフ内覧で貸し手も借り手も便利に!【不動産会社視点】 Business

みなさん、「セルフ内覧」をご存知ですか?

従来の内覧は、不動産担当者の方と一緒に見学に訪れるというのが主流でした。
内覧 風景

私も数年前、一人暮らしを始めるタイミングで部屋探しをしましたが、内覧した全ての物件に担当の方が同行してくださいました。

しかし近年、不動産業界の人手不足や、新型コロナウイルス感染拡大による接触回避などを背景に、担当者が同行しない「セルフ内覧」が普及し始めています。

セルフ内覧のことを知りたい、セルフ内覧を導入するか迷っているという不動産業界の方へ、メリットとデメリットをお伝えした上で、セルフ内覧の抱える課題の解決方法もご提案します。

この記事が、不動産業界の人手不足解消や業務時間短縮の一助となれば幸いです。

※本記事では「内覧」と「内見」を同義として捉えて使用しています。

セルフ内覧とは

セルフ内覧
そもそもセルフ内覧とは、内覧希望者のみで物件の内覧を行うことです。

不動産担当者や大家さんは立ち会う必要がないため、今まで内覧に割いていた時間を別の業務などに充てることができます。

また、内覧希望者にとっては、自分の好きな時間に予約ができ、営業トークなどもなく自分のペースで内覧することができるというメリットがあります。

セルフ内覧が抱える課題

セルフ内覧は、貸す側にも借りる側にもメリットがある反面、いくつかの課題があります。

課題1 セキュリティ面での課題

鍵
従来の内覧では、不動産担当者が、セキュリティボックスの中から鍵を出して、物件へ案内していました。

セルフ内覧の場合、セキュリティボックスを内覧者自身で開け、鍵を取り出す必要があります。

この方法では、内覧終了後の鍵の閉め忘れ、セキュリティボックスの暗証番号の悪用、鍵の盗難などの可能性があり、防犯面で大きな不安があります。

課題2 内覧者の快適性の課題

エアコン
また、自身で鍵を開けることができても、事前にエアコンを稼働させることができず、「夏は暑く、冬は寒い」中での内覧を余儀なくされてしまうという課題があります。

私は以前12月中旬に内覧をしたことがあるのですが、物件によってはコートを脱ぐことができず、足元も冷えた状態で内覧していました。

私の場合は不動産担当者の方が同行する内覧でしたが、セルフ内覧でも同様です。

「住まいを決める」という大事なタイミングで、汗をかきながら、もしくは寒さに震えながら内覧をするのは、内覧者にとって負担になってしまいます。
寒がる女性
また、内覧終了後、内覧者が家電や照明を消し忘れてしまう可能性もあるため、不動産担当者や大家さんができるだけ早い段階で物件を訪れ、確認する必要があります。

つまり、時間の縛りはないものの、物件担当者が足を運ぶという工程は踏まなければならないのです。

セルフ内覧の課題を解決する方法

これらの課題を解決するため、様々なサービスが展開されています。

スマートロックを利用する

近年、「スマートロック」と呼ばれるシステムを使って、セルフ内覧を行うことができるサービスが一部で開始されました。
スマートホームアプリ HomeLink

スマートロックとは、スマホなどからドアを施錠・解錠することができるシステムのこと。

スマートロックが動作する有効期限を不動産会社や大家さんが決めることができるため、内覧のタイミングに合わせて施錠・解錠することが可能です。

現在ではこのシステムの普及により、セキュリティ面での課題は解決されつつあります。

しかし、もう一つの課題である内覧者の快適性を解決できるサービスはなかなかありません。

2つの課題を解決する【スマートセルフ内覧システム】

セルフ内覧 リンクジャパン
セルフ内覧の2つの課題をまとめて解決することができるのが、リンクジャパンが提供する「スマートセルフ内覧システム」です。

スマートセルフ内覧システムでできること

  • 内覧の予約
  • 予約の受付、管理、鍵の発行
  • 内覧時間の30分前にエアコンを自動ON
  • 内覧終了時間にエアコンの自動OFF、自動施錠
  • 予約の変更、キャンセル
  • 内覧希望者が自分のスマホからスマートホームを体験できる

中でも最大の特徴は、「内覧時間の30分前にエアコンを自動ON、終了時に自動OFF」できること。

上記全てをWeb上で完結させることができる、次世代のセルフ内覧システムです。

スマートセルフ内覧システムの使用イメージ

  1. 管理者が内覧予約を作成して、内覧希望者に内覧用のメールを送信。
  2. 内覧希望者は当日になったら、スマホ片手に物件に向かうだけ。
  3. 物件に到着したら、届いた予約確認メールから鍵の解錠をして内覧開始!

さらにスマホから家電操作もできるので、気軽にスマートホームも体験でき、直接内覧者に向けてスマートホームの魅力を伝えることができます。

交渉成立不動産会社の業務効率が向上するのはもちろんのこと、内覧者は快適な空間でじっくり内覧することができるため、部屋に対する印象が良くなり、成約率アップも期待できます。

内覧をもっとスマートに

スマートセルフ内覧システムは、不動産会社や大家さんなど家を貸す側だけでなく、家を借りる側にとっても便利なシステムです。

導入することで、これまで多くの手間と時間を要していた内覧を、両者にとってより快適に、よりスマートにしてくれます。

「スマートセルフ内覧システムを導入したい」「セルフ内覧についてもっと詳しく知りたい」という不動産業界の方は、お気軽にリンクジャパンまでお問い合わせください。

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