最近では家族の一員として広く浸透している「ペット」という存在。自宅で猫を飼っている人も多いのではないでしょうか?猫を家族として迎え入れていると、不安になるのが留守番問題。どれくらい家を空けていても大丈夫であるのか、はたまた注意すべき点はあるのか、気になることは尽きないでしょう。
そこで本記事では、猫に留守番させても大丈夫な時間や注意点、主なトラブル内容と解決策を紹介します。
これから猫を迎え入れようと考えている人も、今後の参考にしてくださいね。
猫に留守番はできるのか
そもそも、猫に留守番は可能なのでしょうか?猫は犬などのほかの動物とくらべて比較的寂しがらずに留守番できる傾向にあります。自分のテリトリー意識が強い動物なので、慣れない環境に預けられるよりも、短時間であればそのまま留守番させた方がストレスを感じにくいでしょう。
また、日中も寝て過ごすことが多いため、普段の仕事や学校で家を空ける時間はとくに気にしなくて問題ないと言われています。
猫に留守番させる日数・時間は?
子猫やシニア猫の場合は注意が必要ですが、一泊程度であれば留守番させても大丈夫でしょう。二泊以上になると、トイレやご飯の問題が出てくるため、ペットホテルかキャットシッターに依頼しておくと安心です。
しかし、上記の条件は成猫の場合です。子猫の場合、生後8週までは家を空けないようにし、8週を過ぎてから3時間程度の短い留守番から慣らしてください。
また、シニア猫になるとトイレの回数が増えるなど、これまでよりお世話が必要になる場合が増えてきます。24時間以上の留守番は避け、一泊する場合はペットホテルの利用がおすすめです。
猫に留守番させるときの準備
猫に留守番させる場合、事前の準備が必要です。ここでは最低限必要となる3つの準備を紹介します。
十分なご飯と水・トイレの用意
飼い主が家を空ける時間に合わせたご飯や水、トイレの準備をしておきましょう。容器を倒してしまわないよう、足がついているものや底が安定しているものを選ぶのがおすすめです。
さらに、家を出る前にトイレもキレイにしておくと安心です。猫はきれい好きと言われており、その理由のひとつに「トイレが汚れていると使わない」ことがあります。そのため、トイレが汚れていると、留守中にトイレ以外の場所で排泄するかもしれません。長時間空ける場合は、予備のトイレを設置しておくのがおすすめです。
エアコンをつけて室温を整える
猫を飼っている人に留守中に気をつけていることを聞くと、多くの人は温度と湿度に気を使っていることがわかります。猫は自ら体温調整できますが、冷えすぎや温めすぎは体調不良を招く原因になります。
リンクジャパンのeSensor2では、室内の温度や湿度をスマホから確認できるため、猫の留守番中も快適な室内環境を保てます。データはグラフ化して見られ、5年分を見返せるのも魅力です。
また、リンクジャパンのeRemote5と合わせることで「室温25度を超えたらエアコン自動オン」できるほか、ePlug3と合わせることで「湿度50%を下回ったら加湿器をオン」が叶います。
留守中飽きないようおもちゃを用意
留守中に退屈してしまうと、いたずらやストレスの原因になります。留守中に飽きないよう、おもちゃを準備しておきましょう。猫が自分で遊べるおもちゃには以下のようなものがあります。
留守番する猫におすすめのおもちゃ
- 自動走行ねこじゃらし
- 自動LEDポインター
- 電動ボール
人がいなくても遊び相手になってくれる自動のものは、留守中に活躍するでしょう。
猫に留守番させたときのトラブル事例
猫を飼っていると、大なり小なり留守中のトラブルを経験しないことの方が珍しいでしょう。留守中によくあるトラブル事例と回避方法を解説します。
トイレの失敗で家中が悲惨なことに…
留守中のトラブルで多いのがトイレの失敗です。
「寂しかったのか、トイレの失敗は私の洋服の上で排泄しちゃっています」
トイレを失敗する猫は、一定数います。寂しさが原因となっている場合もありますが、トイレの失敗は片づけも大変なので避けたいところ。
トイレの砂は猫の好みに合っているものを選び、清潔に使えるよういくつかトイレを用意しておきましょう。失敗した箇所についた臭いを取り除くことも重要です。
感情的にならず冷静に対応しましょう。
モノが壊れる
ジャンプ力のある猫は、飼い主が自宅にいてもモノを壊すことがあります。しかし、留守中に壊れることが多い傾向にあります。
「帰ってきたらゴミを漁られてモノは倒れて散乱…一瞬ドロボウが入ったのかと思ったことがあります」
モノが割れたりゴミを漁ったりは、留守中の猫では茶飯事のようです。
割れるモノなどは隠すようにするほか、引き出しにはロックをかけることも有効。留守する際は、猫が過ごす部屋から大切なモノは移動させておくと安心です。
脱走
留守番中、最も焦ると言っても過言ではない「脱走」。脱走先で誤飲や事故にあう可能性もあるため、絶対避けるべきトラブルです。
「家に帰った瞬間、玄関のドアの隙間から脱走。その後、帰って来てくれましたがハラハラしました」
脱走しないためには、まず施錠を確実にしてから外出すること。スマートロックを導入している自宅の場合、外からでも施錠の確認ができます。
また、窓の鍵を開けてしまう猫もいるため、クレセントが回らないようロックをつけていると安心です。
誤飲
普段からは想像できないようなことがおきる留守番時。誤飲トラブルも予防しておきましょう。
「お気に入りのおもちゃを引きちぎってそのまま飲み込んでしまいました」
飼い主の留守中にハメを外したくなる猫は、たまに誤飲トラブルもあります。誤飲があった場合はすぐにかかりつけ医を受診しましょう。
誤飲を防ぐために、誤飲しそうなサイズのものは見える場所に保管せず、収納してください。
猫を留守番させるときの注意点
猫を留守番させるときは4つのことに注意しましょう。
長時間家を空けないようにする
猫は寂しがらず自分の時間を過ごせる動物であるものの、ずっと家を空けると不安に感じることもあります。また、万が一のトラブルがあった場合早く気づくことができません。
一泊二日くらいであれば留守番はできる動物ですが、なるべく長時間家を空けないようにしましょう。
戸締りをして片づけておく
留守にする際は、部屋を片づけ、戸締りを確認してから出かけてください。片づけをしていないとモノが壊れたり誤飲の原因となるほか、無施錠だと脱走の原因になります。スマートロックの自宅の場合、外出後に一度施錠を確認しておくと安心です。
見守りカメラなどで状況確認できる環境を作る
留守中に不測の事態があった場合、いち早く気づけたら最悪の結果を防げます。見守りカメラがあると、リアルタイムで猫の様子を確認できる点が魅力です。家族がいないときにしか見せない姿を覗けることもあるため、仕事の休憩時にカメラを確認し癒される人もいるでしょう。
音声で通信できるものや不審な動きを感知したら通知を受け取れるものもあるため、防犯目的でも使えます。リンクジャパンでも見守りカメラeCamera2の取り扱いがあります。
見守りカメラについては以下の記事でも詳しく解説しています。
空調など遠隔操作できるようにする
過ごしやすい室内環境をと思い、空調をつけたまま外出している人も多いのではないでしょうか。
暑い夏場であれば、熱中症になってしまうことも考えられます。
前述した通り、リンクジャパンのeSensor2で、は室内の温度や室内を確認できるため、猫に留守番させることが多い家庭では、活躍するでしょう。また、リンクジャパンeRemote5を使うとHomeLinkアプリから空調を遠隔操作できます。
猫が留守番するときは猫目線の事前準備を
なるべく一緒にいたいと思っても、外出しなければいけないときがあります。その際は、なるべく長期間家をあけないのが、猫にとって最善です。合わせて、猫にとって過ごしやすい空間にしておくこと、トラブルがおこらない環境を整えておくことが大切になります。
大切な家族である猫の命を守るためには、スマート家電の導入が有効です。リンクジャパンでは、猫の留守番時にも役立つ個人向け製品を取り扱っています。大きな事故に繋がる前に、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
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