介護や高齢者のIoT見守りサービス【eMamo】 人手不足・介護者の高齢化等を背景に問い合わせが堅調に推移

 IoTスマートホームデバイスの企画・開発・製造・販売をおこなう株式会社リンクジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:河千泰 進一)が、2019年7月よりサービスを開始したAIとIoTで要介護者や高齢者の見守りサビース「eMamo(イーマモ)」の介護事業者からの問い合わせが堅調に推移しています。

 背景には前年比プラス9万人の641万人(平成30年3月末時点)となった要介護(要支援)認定者数の増加(厚生労働省『平成29年度 介護保険事業状況報告』)、介護事業所と介護労働者ともに「人手不足」を問題と捉えており、さらに全介護労働者の1割が65歳以上(公益財団法人介護労働安定センター『平成30年度「介護労働実態調査」』)と介護する側の高齢化が深刻となっていることが主な要因と考えられます。

【eMamo(イーマモ)】
 「eMamo」は要介護者や高齢者の心拍、呼吸、体温、離床、トイレ回数、室温(湿度)、転倒、ドア開閉などのトータルな生活を多種多様な高精度センサーで検知し、AIとIoTで繋がった一つの見守りサービスとして統合、PCやスマホで確認・管理できるプラットフォームです。介護施設向けの「eMamo Pro」以外にも在宅介護事業者向けの「eMamo Home」、個人向けの「eMamo Lite」を用意しています。

【「eMamo」主な特長】
●多種多様な高精度センサーを一括提供
(心拍、呼吸、離床、温度、湿度、トイレ回数、転倒、体温、ドア開閉など)
●導入センサーは、被介護者の状況に応じたカスタマイズが可能
●パーソナルデータの蓄積による、異変の早期発見が可能
●他社IoT製品との連携も可能
●音声記録サービス付
●安価な導入コスト(1人1ヶ月1,000円~)
●事前研修不要の直感的なUI設計
●ネット未設備の場合も、インターネットサービスも併せて提供可能

【「eMamo」導入事例】
 「eMamo」は、2018年10月福岡市が行なったプロジェクト「ケアテック推進コンソーシアム」事業に選出され、2019年3月より福岡市老人ホーム「ハーヴェスト高宮」にて実証実験を実施し、現場職員の業務軽減や精神的ストレスの軽減効果が認められたため2019年7月から正式導入されています。

【「eMamo」開発の背景】
 日本は2007年に「超高齢社会」に突入。核家族化、単身世帯、夫婦のみ世帯、夫婦ともに65歳以上の世帯などが増加していることもあり、介護福祉サービスに対する需要の増大・多様化が見込まれています。
 そのようななか介護福祉サービスの担い手である現場職員の負担増による疲弊、離職、人材不足が深刻となっています。
当社代表の河千泰(かちやす)は母親が介護に携わっていることから現場の激務ぶり、離職率の高さ、残った職員の勤務環境の悪化による負担増という悪循環をつぶさに目撃していました。介護を天職と感じ、当初は元気であった母親もだんだんと疲弊し、体調不良を訴えるようになっていったといいます。
 そこで、河千泰は「この状況は日本中の介護現場の実情である」と強い問題意識を持ち、現場の負担軽減しQOLを高め、ひいては介護福祉サービス全体の向上を目指すべく、3年前にIoTとAIを駆使した次世代見守りサービス「eMamo(イーマモ)」を構想しました。

報道関係者様お問い合わせ先 
リンクジャパン広報担当:堀
Tel:050-7386-8833 
Fax:045-345-4907
携帯:050-5363-8116
Mail:hori@linkjapan.co.jp

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