【お知らせ】創業期から開発を続けてきたスマートリモコン「eRemote AC」が特許を取得しました
当社が創業期より取り組んできたスマートリモコン「eRemote AC」に関する独自技術が、このたび正式に特許として認可されました。 (第7782860号)
今回の特許は、コンセントに“刺すだけ”で電流情報や屋内温湿度、外気温などを取得し、エアコンの最適制御・省電力化を実現する技術を対象としたものです。
住環境のデータをもとに、より賢くエアコンを制御する——その発想は、当社が創業当初から掲げてきた「住まいの課題をIoTで解決する」という理念の原点でもあります。
2017年、初号機を「eRemote Pro」として発売した当時、スマートホームは国内でまだまだ黎明期でした。
そのような中、ソニー銀行のクラウドファンディング事業の第1号案件として採択され、銀座プレイスで共同記者会見に臨んだ日を、今でも鮮明に覚えています。
NHKやWBSをはじめとする多くのメディアに取り上げられ、わずか11時間で満額の1,000万円を達成したことは、私たちが世の中に必要とされ、また、社会にとって必須となる企業への一歩を踏み出していることを実感した瞬間でした。
広告効果換算で1億円とも言われ、当社にとって大きな励みとなりました。
あれから年月が経ち、eRemote AC は進化を重ねながら、国内唯一の法人向けスマートリモコンとして、多く不動産事業者に採用され、また、2024年にはグッドデザイン賞を受賞するといった製品へと成長しました。
そして今回、創業期の挑戦から続く技術が特許として認められたことは、当社にとって大きな節目であり、開発チームにとっても深い感慨のある出来事です。
この特許取得を新たな礎とし、これからも「安心・快適・省エネ」を誰もが当たり前に享受できる住環境づくりに貢献してまいります。